神丘 明日香 公式サイト

※本記事では、成人向け小説の紹介を含みます。
※18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

ごあいさつ

人の心には、光と影が同じように宿っています。誰にも見せない欲望、ふとした孤独、触れてはいけない記憶──それらを、私は「言葉」で掬い上げたいと思っています。

私は、官能という表現の形を借りながら、その奥にある「人間の真実」を描こうとしています。それは、肉体を通して心を描く作業でもあり、愛や孤独、赦しといった、人が生きる上で避けて通れないものを一つひとつ見つめ直す営みです。

私の小説は、刺激とともに、心の奥に潜む痛みや快楽を描いています。肉体の交わりのなかに潜む心理を、できるだけ正直に描くこと──それが、私の“官能”の定義です。

作品紹介

『監禁』

『監禁』 表紙画像

逃げ場のない空間で暴かれていくのは理性ではなく本能。支配と従属、恐怖と快楽、そのあいだで揺れる人間の深層を描いた短編。
Amazonで読む

『訪問介護の密室で』

『訪問介護の密室で』 表紙画像

老いと孤独、そして欲望。生きることの尊厳を見つめ直す社会派官能文学。静かな文体のなかに、誰もが抱える“生”への渇きを刻みました。
Amazonで読む

創作のテーマ

私の関心は常に「人間そのもの」にあります。誰もが持つ心の陰りや矛盾を、恥じることなく描きたい。人は時に傷つき、罪を犯し、それでも誰かを愛そうとする──その不完全さこそが、私にとっての“美しさ”です。

官能小説というジャンルは、人の心を最も正直に映し出せる場所のひとつだと思います。だからこそ、安易に消費されない言葉で、生身の人間を描き続けたいのです。

これから

人の心に灯る小さな炎のような物語を、これからも静かに紡いでいきます。作品を通して、あなた自身の記憶や感情にそっと触れるきっかけとなれば幸いです。

外部リンク

著者プロフィール

神丘 明日香(かみおか あすか)
心理と官能を交差させた短編を中心に執筆。
2025年現在、『監禁』『訪問介護の密室で』をKindleストアにて刊行。
静けさと余韻のある文章で、人間の心の奥に潜む孤独と欲望を描く。